加齢で脂肪の付き方も変わる

2023年9月17日日曜日

健康・美容

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70代の母が「最近なに食べてもずっと60kg位で安定してるのよ~」と得意気に言う。 
しかし、その臨月のようなお腹周りは、どう見ても60kgどころではすまない。
体重計が壊れてるんじゃないの?と思ったが、そこで母の短パンから出ている足が異様に細いことに気付く。骨と皮状態だ。なるほど、この細い足とお腹の脂肪の差し引きで、今の体重なのか。いわゆるリンゴ体型になっている母。
高齢になったら胴体にだけ脂肪が集中してつくのか?
そういえば私も若い頃は下半身デブに悩んでいて、ジーンズを買う時など太ももやお尻にサイズを合わせるとウエストがブカブカで困ったものだが、今は逆だ。下半身も細くはないけど、とにかくお腹周りに肉がつくようになった。
調べてみると、若い頃に下半身の方が太めなのは普通のことらしい。
20代までは下半身の脂肪率が最も高いが、30代以降どんどん上半身の脂肪率が増え、50代位になると全体的にまんべんなく脂肪がつくようになると。まさに今ココ。

また更年期になると、女性ホルモンが減少することにより内臓脂肪が増えるそう。
筋肉が減り腹筋が弱くなる→ 内臓が下垂→ そこへ内臓脂肪がつき、下腹が出る
という話も。

サルコペニア肥満

母の場合、お腹だけ太っているのは内臓脂肪のせい、そして足が異常に細いのは、膝が痛くてあまり歩かないから筋肉が落ちているせいと思われる。
このような筋肉の減少(サルコペニア*)と、肥満の両方を併せ持つタイプを、サルコペニア肥満と呼ぶそうだ。

参考:【徹底解説】急激に筋肉が落ちる病気「サルコペニア」とは? 若い人でも要注意|NHK

*サルコペニアは高齢者に多く、筋肉の量が急激に減少していく現象である。体のバランス機能が悪くなり、転倒・骨折の危険性が高くなる。また、糖尿病や肺炎などの感染症を発症しやすくなり、死亡率を高くするという。

サルコペニア肥満で最も効果的な対策は、筋肉を増やすこと。
筋肉が増えれば基礎代謝が上がるため、肥満の解消や予防にもつながる。
タンパク質もしっかり摂りたい。

しかし高齢の両親は、筋トレを勧めてもまず腰や膝が痛いので筋トレ自体が困難だと言う。できるうちから鍛えておかないとな…。
気にすべきところは体重計の数字だけではないな、とハッとした出来事だった。

朝イチの15分筋トレ

私は毎朝起きた時に、布団の上で15分ほどの筋トレをしている。
大した運動量ではないが、毎日続けるというのが大事だと思う。

1.ヒップリフト(10秒×10回)あおむけで膝を立て、お尻を上げて筋肉をしめる
2.プランク(100秒)
3.肩甲骨のストレッチ(肩回しなど)
4.逆腕立て伏せ(50回)二の腕の引き締めに。
5.バックキック 四つん這いで片膝を後ろに上げる(左右30回)
6.ファイヤーハイドラント 四つん這いで片膝を横に上げる(左右30回)

日中時間が空いた時にやろうと思ってもなかなかできないので、朝イチで何も考えずバッと体を動かすよう習慣づけるのがいいと思う。めんどくさ~等と思う前に、無心でやる。眠気も覚めるし。
なるべく歩くことも心掛けているが、家から出ずまったく動かない日でも、朝の筋トレだけは欠かさないようにしている。将来の効果に期待。
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70年代生まれのアラフィフ女子。 忘れっぽいので、自分の備忘録として色々書きたいと思います。

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