普通のメガネを老眼鏡がわりにするテクニック
休日に家でメガネで過ごしていると、老眼が進んだなあと実感する。
(家以外ではコンタクトレンズ)とにかく近くが見えづらい。
ふと思いついて、普通の近視用メガネを鼻の頭の上位までずり下げてみると、ピントが合った。これは映画などで見かける「老人がメガネをずり下げて物を見る仕草」であるが、真似してみたら納得、老眼が補正されて見える。ほほう。先人の知恵はありがたいな。
年を取ると「噂には聞いてたけど、なるほどこういうことか~」ということが増えて興味深い。スマホ画面をいちいち拡大縮小するのが面倒な時や、文字がくっそ小さい薬の説明書きを読む時は便利だ。
映画やアニメなんかで見る老人仕草、実用的だった! |
遠近両用メガネはどうなのか
その後、遠近両用メガネを作ってみた。
1枚のレンズの上側が近視用、下側が遠視用という構造になっている。通常は上側で見て、老眼で見えづらい近くのものは目線を下げ、レンズ下側で見るという運用である。
うーん…スマホや本を普通に手に持ち、30cm位の距離で見るという状況では使える。しかし、本当にくっきりとは見えない。いわゆる「細かい手作業」というのは無理。
例えば爪の手入れ。細かいささくれを取る、ネイルを正確に塗る、みたいなのは視界のピントが合わず、ぼんやりとしか見えないので不可能。そこまで細かい作業はしないのであれば、日常使いにはいいと思う。しかし期待していた見え方とは違った。
近くをくっきり見るなら、コンタクトレンズ+100均の老眼鏡が最強
ある日ふと思いついて、通常のコンタクトレンズを付けた状態で、100均で売っている老眼鏡をかけてみた。
…すっっごく良く見える!!!本当にくっきり、感動するほど見えた。
いやはや。青い鳥は近くにいた。
あと、裸眼で超至近距離で見るのも手っ取り早い。(老眼の度が進むと不可能になるという話もあるが)
眼科で遠近両用コンタクトを試してみた
まず、いつものハードコンタクトレンズの遠近タイプをためしてみた。
その場ではあまり違いが感じられず、不採用。普通の近視用レンズより高くなるし。
次にソフトコンタクトレンズを試す。1DAYメニコン マルチフォーカル。
こちらは通常のソフトレンズに比べれば、割と近くが見える。後日家で色々実験してみると、なんとか化粧もできた。
正直よく見えるとは言い難いが、元の近視用ソフトコンタクトよりはまだマシ。
交代視型:視線を変えることにより見たいものを見るのに必要な度数だけを使うタイプのコンタクトレンズです。ハードコンタクトレンズにこのタイプのものがあります。
同時視型:どの距離のものを見ているときも常にすべての度数を使うタイプのコンタクトレンズです。視線の位置を変えることなくピントを合わせることができます。ソフトコンタクトレンズはすべてこのタイプです。
おまけ
老眼とは関係ないが、コンタクトレンズのハードとソフトの大きさの違いについて。
ハードは瞳より一回り小さく、ソフトは逆に一回り大きい。
ソフトは瞳をすっぽり覆うので、ゴミなど入りにくいのが長所。私も風が強い日や、外で行動する日はソフトを使っている。
なんか怖い絵ですみません |
しかし眼科医が言うには、ハードが使えるならそっちの方が目にはいいとのこと。
たしかに酸素透過率の関係か、ハードの方が目が楽で見え方も自然。
ただしハードコンタクトで定期的に発生する、目にゴミが入って痛くなる問題だけは何十年経っても解決しない。一長一短である。
0 件のコメント:
コメントを投稿