第14話「月下の記憶」
面白かった。スカード(SKaRD)のチームワークが好きだし、やはりエミがいい。
怪獣が脱皮した皮を、アースガロンで回収するゲント隊長とヤスノブ。
「業者が見つけてくれて助かったなあ」
「いや〜、がけ崩れの瓦礫撤去しててこんなん出てきたらびっくりしますよね」
日常と非日常が、いいバランスで成立しているSFドラマが好きだ。ゲント隊長の、気さくな上司といった自然なセリフ回しがとてもいい。
憂い顔で面白いことを言うなw |
ウルトラマンに出てくる怪獣災害の特殊部隊、というとまあ非日常なのだが、ゲント隊長の人柄や、メンバーの普通の会社の同僚のような関係性が日常的でリアリティーを感じる。
特殊なお仕事ドラマを見ているような、本当にこういう職場がありそうだと思わせてくれる自然さにワクワクする。そして日常的な面もありながら、プロフェッショナルでかっこいい。
ドバシユウ=寺田農
最高機密の第66実験施設の管理者ドバシユウ。キャストが寺田農!いいね〜。機密を探るエミが連行された先が、ドバシが体を鍛えている専用スポーツジムというのもリアルで面白い。どこかの政治家みたいな。
第66施設が研究していたV99とは何なのか。
主任研究員だったエミの父も、そこで行方不明となっていた。エミに詮索するなと穏やかに圧をかけながら、何かわかったら教えてくれと余裕の態度で去るドバシ。怖い。
ブレーザーたん出動
変身して飛び立った直後の、ブレーザーの背面からの至近距離ショットがいい。斜め後ろからの頭部アップ→肩→背中から体をひねる様子が美しい。ジェット機のような三角形の怪獣、デルタンダルをチルソナイトソードで撃退。ソードを捧げるように両手で前に掲げ、一礼する仕草が儀式のようで神秘的。
エミ、ゲント、ハルノ
危険を承知の上で調査続行を希望するエミに、許可を出すゲント隊長。信頼関係にグッとくる。一方、自己保身ではなく本当にエミを心配している様子のハルノ参謀長。トレンチコート姿がステキ。実は彼は、亡くなったエミの父の親友で、エミからプライベートでは「おじさん」と呼ばれる間柄だった。
DNAから、今回倒したデルタンダルは宇宙怪獣ではなく地球の怪獣であることが判明した。一方V99という防衛隊の機密情報に関わるバザンガやゲバルガは宇宙怪獣。その違いの意味は?続きが楽しみ。
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