岩手旅行　雫石スキー場、長栄館

初めてでもコツをつかめば的の真ん中に当てられて、大人も子供も盛り上がった。

今回は雫石スキー場へ行くのがメインの目的だったので、その近辺で宿を探した。一番近いのはスキー場に隣接の雫石プリンスホテルだがお高い。色々検討して程よい感じの長栄館を予約した。

チェックインは15時だが先に荷物だけ下ろさせてもらおうと12時頃宿へ行くと、入口が真っ暗。あれ、営業して…る…？

少し前に見たコロナ補助金詐欺のニュースが頭をよぎる。電話してみると「チェックイン前の今の時間はクローズしてるんです〜」とのこと。すぐ男性スタッフが現れて荷物を預かってくれた。一瞬心配したが、繁忙期以外の地方の旅館はこんなものかもしれない。

結果いい宿で快適に過ごせた。

食事も美味しかった

夕飯は1日目のメインがすき焼き、2日目がしゃぶしゃぶ。副菜も変化があってよかった。ビールや日本酒、ワイン、焼酎なども宿代にインクルーシブで飲み放題。

源泉掛け流しの温泉もとても良かった。

お風呂は大浴場、檜風呂、露天風呂の三つ。

どれも良いが露天風呂が一番ぬるく、雪が積もった風景を見ながらいつまでもゆっくり入っていられそう。

冷たい冬の外気が心地よかった。

2日目はプリンスホテルが運営している雫石スキー場へ。

チュービングやソリで遊べる雪遊びキッズパークもあり、スキーができない子連れファミリーにも優しいスキー場。

キッズパークの入場料金は一般：1名￥1,500（大人・子供共通）。

チューブやソリは使う時に置き場から自由に持って行ける。立ったまま乗るリフトもあり便利。付き添いだけで、雪遊びをしない人は無料でよいとのこと。

チュービングのコースは上下２か所あり（繋がってはいない）、下の方が傾斜がきつい。

斜面を滑り下りたゴール地点にカーブした雪の壁があって、そこに乗り上げて止まるのだが結構な衝撃が首や脳にくる。気を付けないとムチウチになりそう。

上のコースの方が傾斜がゆるやかで、ファミリーで連結して滑るのにおすすめ。

誰かが滑り終わってどいてから次のグループが滑り出す、というのが基本のルールだが、人が多くなると無法地帯になりがちなのが気になった。常に監視員はおらず周知も徹底していないので、小さい子たちが周りも見ずにソリで滑り出したりして危ない。
利用者への声掛けなどもう少し工夫してもらえたら…と思った。

チュービングも楽しかったが、かまくらづくりも楽しかった。

雪がサラサラすぎてなかなか固まらなかったが、甥っ子を手伝って子供一人入れるくらいの大きさのかまくらを作った。帰り際そこの前を通ると、小さい子たちが楽しそうにかまくらに入っては写真撮影されていて可愛かった。いいことしたね、と甥っ子を讃える。

ここも例年よりは雪が少なめではあったが、十分楽しめた。

年末以外の冬の岩手、いい旅行だった。

2/20追記：長栄館が破産したとのニュースが！営業を続けながら事業譲渡先を探す、とのこと。そうか～。いい宿だったので、良いところに引き継がれてほしい。